田舎者が外資系企業に入るとこんなことに驚く!

私は去年転職し、今は翻訳会社に勤めています。

大学は英文科だったけど英語が堪能というわけでもなく(転職活動中に3回受けたTOEICでようやく700点台になった)、前職もまったく違う分野だったので、本当に未経験の状態で入りました。我ながらよく採用されたな、と未だに思うくらい。

そして今は外資系の会社に出向して、その会社のフロアの一区画を間借りして翻訳業務などを行っています。

 

ちなみに前職は公務員ではないけれど、公務員的なお堅い体質の企業で、ひとつ何かを決めるにも企画書を出して、お偉い方の手から手へ回っていきようやく上までたどり着いてハンコがいっぱい押された企画書を手に入れないと何も始まらない、コネと血縁関係で人事が決まるなかなかめんどくさい会社でした。

 

なので私にとって、外資系企業なんてまったく縁のない、とおいとおい存在でした。

それが、関東に引っ越してきて、ひゅっと採用してもらった会社に入ったら、いきなり外資系企業にいるんですもの、東京はなんてチャンスに恵まれた場所なんだろうと感動しました。

外資系の企業ってこんな感じ?というぼんやりとしたイメージはあったけど、こんなに日系企業とは違うの?!と驚くことばかり。

  • とにかく会社の建物自体がきれい。
  • レイアウトがやたらおしゃれ。
  • フレックスタイム制
  • 有給取得の推進の仕方が半端じゃない。そしてみんなめっちゃ取ってる。
  • 外国人の社員がたくさんいてミーティングルームが海外ドラマみたいになってる。
  • バリスタが無料で使えてやたら美味い。

 

今まで耐震強度なんて聞いたこともないような年季の入った会社で朝から晩までこき使われて、有給なんて辞める時しか使わせてもらえないのが常識だったので、こんなことでもいちいち驚き、やたら感動しています。

ただ、私は出向中とはいえ外資系企業のルールがすべて適用されているわけではないので、出勤時間は決まっているし、有給の取得も自社のルールに則っており、すべての恩恵を受けているわけではないのですが。

 

そんなわけで、日々私が持つ会社のイメージを打ち破るような出来事に直面し、驚きと感動を味わいながら仕事をしています。

最近一番驚いたのは、チーム内で仕事で上手くいった時「Good job!」「Bravo!」という言葉が飛び交っていたこと。

百歩譲ってGood jobまではまだわかる。けどBravoって!!

と、メールを見ながらひとり笑いをかみ殺していた私でした。